2013年1月22日火曜日

冬季のベーストレーニング


Huner Allenさん主催のPeaks Coachingプログラムに参考になるチャートがあったのでベーストレーニングについて考えてみるテスト。




多分のトレーニングメソッドと同様に大きく「BASE」「BUILD」「PREP」のフェーズに分かれていて(ここは普通ですが)、興味深いのがチャートの右半分で各フェーズでの狙いが整理されているんですよね。

BASE(期間: 12~16週)はA.ミトコンドリア強化、B.毛細血管発達、C.遅筋強化(Type IIx Fibre→Type IIa)をFORMする→LTでの出力向上!! というシナリオですね。

ではこれらを"効率良く"鍛えるには? Training and Racing with a Power Meter(Hunter/Coggan)によるとL4のAdaptationが一番お得(時間対効果が高い)とあります。でもL4って結構辛いしそんなに長くできないから…ということでwattageあたりでも少し弱め(L3~L4下)でもっと長時間やりましょう=Sweet Spot Training(SST)というトレンドですね。

トラディショナルなベースメニューであるLSD(L2)でも同様の向上は見込めますが時間対効果は低い分大量にこなす必要はあります。なので仕事や家庭で時間制約が大きいホビーライダーは比較的時間対効果が高い(かつソコソコの時間を稼げる)SST主体のベーストレーニングの方が適していると思います。もちろん大量にLSD(L2)やれる時間があるならそれで良いと思いますが。