2012年9月13日木曜日

2012年 自分的レース・カレンダー

2012年のレース予定です。出場クラスは基本的にヒルクラ=年代別、JCRC=Zです。

※は日付未確定
(H)ヒルクライム、(R)ロードレース、(T)ツーリング・サイクリングイベント
3/24(土) T BRM324 200km 富士山一周(山梨) レポート
4/22(日) H ツール・ド・草津(群馬) 男子B 2位(レポート)
6/10(日) R JCRC第4戦(修善寺) Zクラス 9位(レポート)
7/1(日) H ツール・ド・美ヶ原(長野) 男子C 13位(レポート)
7/15(日) R JCRC第5戦(群馬) Zクラス 17位(レポート)
8/26(日) H 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(長野) 男子C 8位(レポート)
9/2(日) R JCRC特別戦(群馬) C2クラス 9位(レポート)
9/30(日) H 赤城山ヒルクライム(群馬) 男子B 3位(レポート)
10/21(日) R JCRC第6戦(群馬) Zクラス 33位
11/11(日) H 龍勢ヒルクライム(埼玉) DNS
12/2(日) H 箱根スーパーヒルクライム(神奈川)E未

2012年9月5日水曜日

JCRC特別戦 群馬CSC C2クラス レポート

初クラスレースは完走できました
ちょっと調子にのって先頭を引いてみるの図

5周, 48'46"821(195W), C2 9位
初めてのクラスレースで無謀(?)にもCクラスエントリーをした今回の目標は完走です(キリッ)。以下レポートです。

(1)コース
群馬CSCの6kmコース。いつものZとは異なり5周の短期勝負です。
(2)機材
乗鞍を終えてまたまたScott Addict R2に乗り換えです。前EURUS、後ろ手組PowerTapホイールで重さは7.8kg。フロントコンパクト(50x34T)、スプロケットは12-23Tでギア比にはちょうど良かったです。  

(3)レース前
群馬CSCに到着したのが6:10頃。すでに40台以上が駐車場待ちをしていました。通されたのは下の臨時駐車場。すこし遠いですね…
トイレと受付を済ませて試走(ウォームアップ)に繰り出します。今回は短期勝負ということもあり念入りに2周しました。

(4)レース
走りの方針は今回も短い登りはダンシング、心臓破りはインナーに落としてシッティングで脚(ふくらはぎ)を温存です。初クラスレースということもあり最後尾付近に整列します。
クラスレースは先導付きのローリングスタートなのでヘアピンを過ぎるまではマッタリ進行。しかし底からイキナリペースが上がってイキナリ虫の息。最後尾付近をヒラヒラ走ります。1回目の心臓破りの坂を越えてバックストレート~ホームストレートまで来ると集団も落ち着いた感じ。Cくらいのクラスになると周りの走りにも安心感があって良いですね。

2周目は心臓破りの坂で自然と前に出てしまってそこから半周ほど前を引くことに。ちょっと調子こいて無駄な脚を使ってしまうことに。その後も集団の中段あたりをヒラヒラ走ります。3、4周目は軽くアタックが掛かっても飛び出す人が居てもすぐに集団に吸収されるを繰り返してる感じで淡々と進行します。

最終周回(5周目)に入ると集団内で位置取りのための動きが出始めます。ヘアピン~心臓破り手前までで中段(20番手)あたりを走ります。スプリントが無い自分は心臓破りの登りで勝負するしかないなぁと考えつつ心臓破りに入ると右前方でアタックがかかります。懸命に踏み続けるも先頭には追いつかず10番手くらいでバックストレートに突入することに。ここでも位置取りが悪く前の選手の真後ろでドラフティングができずに少しずつ脚が削られて行きます。ラスト200mでスプリントだな~なんて呑気に構えていたら前のほうがロケットのように発射していってハイ終了。位置取りも悪く脚も残って無かったので腰を上げるまでもありませんでしたよっと。

クラスレースは短いのでキツイかなと思っていたのですが前回(第5戦)のZクラス11周回よりも平均出力が低いのは内緒です。

表1. 各周回のタイムとパワー

流石に心臓破りはZの時より速いですね。下り(平地)まったり登りガッツリということですね。データ的には5.5W/kg@1minが出せればとりあえずは集団についていけるのではないでしょうか。

表2. 心臓破りのタイムとパワー

 (5)雑感
クラスレースを走ってみてZクラス、クラスレースそれぞれの楽しさを実感できた様な気がします。ただクラスレースは勝負がかかるとちょっと怖いですね。怪我のリスクとどう向き合うか。自分が今後クラスレースを走る時の課題な気がしました。

(6) おまけ
特別戦の帰りに赤城山HCの試走もしてきました。土砂降り&向かい風でひどい目にあいましたがなんとか73分台で走れて満足してます。

赤城山HCのゴール直前でヘロヘロな図

2012年9月1日土曜日

全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍 レポート


今年の目標が達成できたらしいですよ

今年のメインターゲットレース全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍に参加してきました。

1:03:39.163(245W, 4.38W/kg), 年代別(男子C) 8位 ※パワーはタイムからの推定

目標は64分台と入賞(10位以内)でしたがなんとか達成できました。以下レポートです。

(1)機材
 レースバイクはCervelo R3 2010(Size 54)です。写真の仕様で5.9kg。

スプロケットは0yamaさんのブログを参考に書いた自作シミュレーション・プログラムの結果から選択しました。フロントシングル仕様(34T)、スプロケットが11-25T。ヘアピンのイン側を登る場面ではインナー・ローでもフォースが高くなってしまいましたがそれ以外ではちょうど良いギア比でしたね。


美ヶ原の反省をもとに今回はしっかりペーシングをすべくGarmin Edge500を導入しました。前述のシミュレーション結果からCP1(7km地点)とCP2(15km地点)の54分ペースで走った時の目安タイムをステムに貼り付けてあります。


(2)レース前
宿から乗鞍高原まで車で45分かかるので3:30に起床、4:00に宿を出発しました。運良く会場近くの駐車場に止められて5:30頃には会場のそれっぽい所に陣取ります。乗鞍では整列中にローラーをやるのがナウいらしいと風の噂で聞きつけてあったのでローラーを持込んでアップを開始します。L1 20分→ファストペダル 5x1分→L3 5分→L1 5分の計40分ほどで身体を暖めました。周りを見回すと数人がローラーでアップしていましたね。

スタート前には@atsushi_hoshiさん、@mariohirayamaさん、@ryu1_18さん、@shibazo_zoさん、@kazui_jpさんとご挨拶。お初(?)の@SokkoTaiiさんとはお互いの健闘を祈ってしっかり握手しました。

(3)スタート~CP1(7km地点)
 ターゲットタイムを出すためにはCP1(三本滝)までの勾配が緩い区間は集団で行きたいところ。そう思いつつスタートラインに並んだところ1列目をゲットできました。ピストルの合図とともに男子C 1パック目がスタート。今回はクリートキャ....ッチはなんとか出来ました。ギリギリセーフ。

 スタート直後から8名位がススッと前に抜けだして出ていきます。これには付いて行かないと集団効果が~と追いかけると8名の中に@mariohirayamaさんがいました。一声かけつつさらに先頭を追いかけます。2つめのヘアピン前で4番手となりあともう少しで先頭に追いつく、というところで3番手(ゼッケン1173)が付き切れを起こしてるではありませんか。1人で先頭にブリッジするか一瞬考えるもこの時点でもかなりキツくて無理に追いついても切れてしまうと判断して3番手の選手に「まわして行きましょう」と声をかけます。2人でローテを開始しますが6km地点で相方が脱落。ここからゴールまでの一人旅がはじまりました。

 CP1を過ぎた7km地点のタイムが18:50程度。54分ペースから若干遅いもののほぼ予定通りです。CP1ではアクエリアスを受け取って一口喉を潤しました。

(4)CP1~CP2(15km地点)
 CP1を過ぎると前にスタートしたEクラスの選手がワラワラと降ってくるので声をかけつつ抜いていきます。半分を折り返すかどうかのところでふと楽になりたい欲求がフツフツと湧いてきます。そんな自分に鞭打つべく気持ち良く回せると感じたギアから1段重いギアを踏む方針に。コレが後々アダとなるのですががが。 この辺でどなたか(確認する余裕ありませんでした。スミマセン)から「とらやさんがんばれー!」と声援を送って頂きヘロヘロながらガッツポーズで応えました。

 12kmあたりから左ふくらはぎに攣る予兆を感じ始めます。残り半分近くある状況でマズイなーと思いながらあまり左足を酷使しないように試みますが13kmすぎで一回目の足攣り。自転車の上でストレッチしたりしつつ騙し騙し踏み続けます。CP2地点で45分を越えたくらいでここまで64分ペースを堅守。ここでは水をもらって一口飲み込みました。

(5)CP2~ゴール(20.5km地点)
 CP2を過ぎ位ヶ原(森林限界を越えたあたり)で今度は右ふくらはぎが攣り始めます。ゴールまで左右ふくらはぎが完全に攣ってしまったらどうしたものかなぁとも思いましたが今踏まずしていつ踏むのだ、としばらく後遺症(肉離れ)が残る事を覚悟で踏み続ける事にしました。結果ゴールまでは完全に攣ることも無く踏み続けられたんですけどね。

 大雪渓に差し掛かると応援バスで上がってきたギャラリーが声援を送ってくれています。脚も呼吸もキツイけど残すところあと2km、悔いが残らないようにと気持ちペースアップ。残り500mあたりから下山組みが降りて来たのでコース左側を縫うように走ります。看板が300m、200m、100mと残り距離をカウントダウンするのを尻目にスパート。心臓が張り裂けそうに感じるも、踏む、踏む、踏む。 最後の左カーブでゴールだ…と思ったらヘロヘロになったライダーが左から斜行して来ます。「ぬぁぁくぁwせdrftgyふじこlp;」と言葉にならない声を発しつつもなんとか避けてそのままゴール。手元のGarminでタイムを確認すると63"40'40。目標タイム(64分)を切れたこととほぼ入賞確実だろうという嬉しさからこっそりガッツポーズしてしまいました。

ゴール直後(@ShibuyaMuseumさん提供)

(6)美ヶ原の反省点
 美ヶ原では反省しきりのレースだったのでわりと真面目に改善活動しました。事前の準備段階からレースは始まってるって事ですね。

【反省1】試走をするなりして事前にコースを把握しておきましょう
 ⇒7月末に試走合宿に参加。高所効果、コースの起伏やギア比の塩梅を事前に確認できました。
【反省2】雨の下りでCrono CS 8Barは危ない
 ⇒前日にレース・ホイールで試走を実施。路面状況や天候から前後8.2Barで問題ないことを確認。
【反省3】Cateyeの安いサイコンはペーシングの役にたたなかった
 ⇒Edge 500を導入したことによりペース管理が格段にやりやすくなりました。

(7)おまけ
 何か貰えるそうなので閉会式に参加することに。優勝者以外は壇上では名前の紹介のみで賞状と副賞は下壇してから係員の人に手渡されましたよっと。

入賞者(4~10位)の副賞(でもNORI CLIMBERって…)

次回はJCRC特別戦です。いきなりのCクラスエントリーですが完走できるのでしょうかー。