今年の目標が達成できたらしいですよ
目標は64分台と入賞(10位以内)でしたがなんとか達成できました。以下レポートです。
(1)機材
レースバイクはCervelo R3 2010(Size 54)です。写真の仕様で5.9kg。
スプロケットは0yamaさんのブログを参考に書いた自作シミュレーション・プログラムの結果から選択しました。フロントシングル仕様(34T)、スプロケットが11-25T。ヘアピンのイン側を登る場面ではインナー・ローでもフォースが高くなってしまいましたがそれ以外ではちょうど良いギア比でしたね。
美ヶ原の反省をもとに今回はしっかりペーシングをすべくGarmin Edge500を導入しました。前述のシミュレーション結果からCP1(7km地点)とCP2(15km地点)の54分ペースで走った時の目安タイムをステムに貼り付けてあります。
(2)レース前
宿から乗鞍高原まで車で45分かかるので3:30に起床、4:00に宿を出発しました。運良く会場近くの駐車場に止められて5:30頃には会場のそれっぽい所に陣取ります。乗鞍では整列中にローラーをやるのがナウいらしいと風の噂で聞きつけてあったのでローラーを持込んでアップを開始します。L1 20分→ファストペダル 5x1分→L3 5分→L1 5分の計40分ほどで身体を暖めました。周りを見回すと数人がローラーでアップしていましたね。
スタート前には@atsushi_hoshiさん、@mariohirayamaさん、@ryu1_18さん、@shibazo_zoさん、@kazui_jpさんとご挨拶。お初(?)の@SokkoTaiiさんとはお互いの健闘を祈ってしっかり握手しました。
(3)スタート~CP1(7km地点)
ターゲットタイムを出すためにはCP1(三本滝)までの勾配が緩い区間は集団で行きたいところ。そう思いつつスタートラインに並んだところ1列目をゲットできました。ピストルの合図とともに男子C 1パック目がスタート。今回はクリートキャ....ッチはなんとか出来ました。ギリギリセーフ。
スタート直後から8名位がススッと前に抜けだして出ていきます。これには付いて行かないと集団効果が~と追いかけると8名の中に@mariohirayamaさんがいました。一声かけつつさらに先頭を追いかけます。2つめのヘアピン前で4番手となりあともう少しで先頭に追いつく、というところで3番手(ゼッケン1173)が付き切れを起こしてるではありませんか。1人で先頭にブリッジするか一瞬考えるもこの時点でもかなりキツくて無理に追いついても切れてしまうと判断して3番手の選手に「まわして行きましょう」と声をかけます。2人でローテを開始しますが6km地点で相方が脱落。ここからゴールまでの一人旅がはじまりました。
CP1を過ぎた7km地点のタイムが18:50程度。54分ペースから若干遅いもののほぼ予定通りです。CP1ではアクエリアスを受け取って一口喉を潤しました。
(4)CP1~CP2(15km地点)
CP1を過ぎると前にスタートしたEクラスの選手がワラワラと降ってくるので声をかけつつ抜いていきます。半分を折り返すかどうかのところでふと楽になりたい欲求がフツフツと湧いてきます。そんな自分に鞭打つべく気持ち良く回せると感じたギアから1段重いギアを踏む方針に。コレが後々アダとなるのですががが。 この辺でどなたか(確認する余裕ありませんでした。スミマセン)から「とらやさんがんばれー!」と声援を送って頂きヘロヘロながらガッツポーズで応えました。
12kmあたりから左ふくらはぎに攣る予兆を感じ始めます。残り半分近くある状況でマズイなーと思いながらあまり左足を酷使しないように試みますが13kmすぎで一回目の足攣り。自転車の上でストレッチしたりしつつ騙し騙し踏み続けます。CP2地点で45分を越えたくらいでここまで64分ペースを堅守。ここでは水をもらって一口飲み込みました。
CP2を過ぎ位ヶ原(森林限界を越えたあたり)で今度は右ふくらはぎが攣り始めます。ゴールまで左右ふくらはぎが完全に攣ってしまったらどうしたものかなぁとも思いましたが今踏まずしていつ踏むのだ、としばらく後遺症(肉離れ)が残る事を覚悟で踏み続ける事にしました。結果ゴールまでは完全に攣ることも無く踏み続けられたんですけどね。
大雪渓に差し掛かると応援バスで上がってきたギャラリーが声援を送ってくれています。脚も呼吸もキツイけど残すところあと2km、悔いが残らないようにと気持ちペースアップ。残り500mあたりから下山組みが降りて来たのでコース左側を縫うように走ります。看板が300m、200m、100mと残り距離をカウントダウンするのを尻目にスパート。心臓が張り裂けそうに感じるも、踏む、踏む、踏む。 最後の左カーブでゴールだ…と思ったらヘロヘロになったライダーが左から斜行して来ます。「ぬぁぁくぁwせdrftgyふじこlp;」と言葉にならない声を発しつつもなんとか避けてそのままゴール。手元のGarminでタイムを確認すると63"40'40。目標タイム(64分)を切れたこととほぼ入賞確実だろうという嬉しさからこっそりガッツポーズしてしまいました。
ゴール直後(@ShibuyaMuseumさん提供)
(6)美ヶ原の反省点
美ヶ原では反省しきりのレースだったのでわりと真面目に改善活動しました。事前の準備段階からレースは始まってるって事ですね。
【反省1】試走をするなりして事前にコースを把握しておきましょう
⇒7月末に試走合宿に参加。高所効果、コースの起伏やギア比の塩梅を事前に確認できました。
【反省2】雨の下りでCrono CS 8Barは危ない
⇒前日にレース・ホイールで試走を実施。路面状況や天候から前後8.2Barで問題ないことを確認。
【反省3】Cateyeの安いサイコンはペーシングの役にたたなかった
⇒Edge 500を導入したことによりペース管理が格段にやりやすくなりました。
(7)おまけ
何か貰えるそうなので閉会式に参加することに。優勝者以外は壇上では名前の紹介のみで賞状と副賞は下壇してから係員の人に手渡されましたよっと。
入賞者(4~10位)の副賞(でもNORI CLIMBERって…)
次回はJCRC特別戦です。いきなりのCクラスエントリーですが完走できるのでしょうかー。
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