自転車を含めたエンデュランス・アスリートは長時間の運動で大量の汗をかくが、この汗と共に鉄分が失われるのが一因の様です。
参考URL:
http://www.mental-tr.com/eiyou7/eiyouc1.html
参考書籍:
http://book.akahoshitakuya.com/b/4583038356
1.病理レベル(病気=当然パフォーマンスが低下)の貧血と、病理レベルではないがエンデュランス・パフォーマンスが低下する貧血(隠れた貧血)がある。
2.前者は血液中の鉄量(ヘモグロビン)の減少、後者は肝臓・骨髄等の貯蔵鉄量の減少レベルで発生する
3.貧血は貯蔵鉄→血清鉄→ヘモグロビンの順で進行する
4.血液中の鉄量はヘモグロビン濃度(He)、後者は血清フェリチンを測ることでわかる5.血清フェリチンは一般的(健診レベル)では検査対象ではないのでオーダーして検査しなければならない
自分の過去の健康診断結果と当時のトレーニング強度(主観)を比較してみると以下のような感じになりました。概ね病理レベルでは"正常"の範囲にあるようですが、ローラーLTワークを始めたH22の秋以降にヘモグロビン濃度(Hb)が下がっている可能性ありです。
Hb (g/dl) | 赤血球数(万/μl) | トレーニング強度 | |
基準値(男子) | 13.8~15.8 | 450~560 | - |
H20.11.13 | 15.1 | 519 | 低 |
H21.10.26 | 13.7 | 470 | 中 |
H22.08.20 | 15.1 | 517 | 低 |
H23.06.30 | 14.0 | 483 | 高 |
H24.07.04 | ? | ?? | 高?(美ヶ原直後) |
なお長距離ランナー(=サイクル選手と言っても良いでしょう)としてのHbの期待値は15g/dl以上、トップ・アスリートでは16.5g/dlが目標とのこと。 血液的にもまだまだ頑張る余地がありそうです。
近いうちに現状把握のために血液検査(血清フェリチン含めて)受けてみようと思います。
対策編に続く?